無責任で問題行動が目立つ
サイコパスは言葉と行動が全く噛み合わず、普通の人から見ると信じられないくらい無責任な印象を受けます。
また、社会的・道徳的なルールを無視したり、さらに積極的にそれらを破るということを子供の頃から繰り返し行うというのも、サイコパスの典型的な行動パターンです。
責任感のベースになるもの
責任感とは何か?ということを言葉で定義するなら、
「他人にや組織に対しての義務を果たそうとすること。」
と言うことが出来るでしょう。
そしてそれをどれだけ重要なものと考えるかは、自尊心、自己イメージの実現というようなものが鍵になってくると思います。
責任感というものは自分と他者、あるいは自分と社会との結び付きという概念があって始めて生まれるものだからです。
それでは逆に、他人や自分が所属している組織を価値のないものだと思っていて、しかも自分自身が「どのような存在であるか」ということに全く注意を払っていなかったとしたらどうでしょうか。
サイコパスは、正にそういう存在と言えます。
だから当然、彼らは自分の欲望に対して実に正直に、いわゆる「公共の利益」など眼中に無いかのような生き方をすることになるわけです。
子供の頃から問題行動を繰り返す
人は成長するにつれて色々な欲望を持つようになりますが、同時に理性も成長することで、行動にブレーキがきくようになってきます。
子供の頃に虐待を受けたりすると、人格形成に問題が起こって低い年齢から犯罪に走る傾向にあることが知られていますが、それでも問題が環境にあったのだとすれば、それが改善されれば更正の余地はあるでしょう。
ところがサイコパスの場合は、欲望の成長がそのまま反社会的行動に結びつくことが極めて多く、子供の頃から問題行動を繰り返すという特徴があります。
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