不要な競争心・正義感を持たない
誰かと一緒に仕事をしていたりすると、「自分の方が上だ」ということを証明しようとして相手を打ち負かそうとする競争心が生まれることがあります。
また、近い人間関係にあったり、同じ学級や同じ職場にいる相手に対して、「あいつには○○させるべきではない」あるいは「○○させないようにした方が彼のためだ」というような考えを持つこともあるでしょう。
競争心や正義感は時には必要なものだとは思います。
しかし、もしも相手がサイコパスなら、結果的にトラブルの種を作り出してしまう可能性を高めることになかねません。
人を煽るのが得意技
常日頃から刺激に飢えているサイコパスは、人の競争心を煽り、なんとか「支配ゲーム」に参加させようとするのが得意です。
インターネットの世界では、不毛な議論や罵倒の応酬の場に相手を引き出すために、人の反感を買うような言葉を意図的に掲示板などに書き込む「釣り」という行為がありますが、サイコパスの行動もこれと似たようなものです。
相手の言葉や行動が許せないと思っても、それに反発させる事こそが相手の狙いなのですから、決して挑発には乗らないようにしましょう。
ルール無用の反撃
状況によっては力比べでサイコパスを打ち負かしたり、関わりを持つことでその行動パターンをより深く分析することができるようになるかも知れません。
しかし、もしもサイコパスがあなたに悪意を持ったり、あるいは冷静に「排除」しようとしたなら、それはあなたが想像もし得ないルール無用の手段になる可能性が大いにあります。
極端に言えば、ちょっと口論になったからというだけの理由で、いきなり後ろからナイフで刺される可能性も無いとは言えないのです。
治らない本質
そしてサイコパスの本質は、どんなにあなたが権力を振りかざしても、愛情を持って接しても、腕力で押さえつけても治ることはありません。
サイコパスの行動を正そうとすることは、言ってみればネズミに空を飛ぶ方法を教えようとするのと同じでまさに徒労。全てが不毛な努力になってしまいます。
しかも、場合によっては逆恨みされる危険もあるわけですから、相手がサイコパスかも知れないときは何と言っても「関わらない」のが最良の選択肢だと言えるでしょう。
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