悪事に手を貸さない

サイコパスの悪事に手を貸すことも、トラブルに巻き込まれる原因を作ってしまう行為の一つです。

「いやいや、道徳観念がしっかりしていれば悪事に手を貸す事など無いよ」
と思う人も多いかも知れません。

しかし、必ずしもそれが悪いことであると認識していなかったり、または「行きがかり上仕方がない」と思えるようなことでも、それが結果的にサイコパスを助けてしまうことになることもあるので注意が必要です。

同情心からの助力

よほど規則にうるさいタイプの人でなければ、公のルールよりも顔見知りの人の頼みや、身内の人間関係を重んじてしまうことは珍しくない事でしょう。

例えば、職場の同僚が不倫をしていたことを知ってしまったとして、その同僚から「誰にも言わないで欲しい」と懇願されたら、その話は自分の中だけに留めておこうとする人の方が多いはずです。

これは周りとの人間関係を円満に保とうと思えば仕方のないことで、善良な人でもこのような行動パターンを取ることは十分にありえることです。
そして、だからこそ裁判などでも身内の証言は証拠能力が乏しいと判断されているわけです。

秘密を守ることに加担すると、都合よく利用される可能性がある

ただ、相手がサイコパスであった場合、下手に秘密を守ることに加担したり、悪事を隠すことに手を貸すと、「利用しやすい相手」として目をつけられ、厄介な事に巻き込まれる可能性が高くなります。

「秘密にして欲しい」と言われたことを他人に話すことには大きな抵抗があるとは思いますが、それが誰かの不利益につながったり、サイコパスの正体を隠すことに繋がるかもしれないということを常に頭に入れておいて欲しいと思います。

人を悪事に巻き込むための得意技

サイコパスは「私と君は一蓮托生だ」とか「あなたは私に借りがあるんだから」という言い方をするのが得意です。

そうして人の恐怖心や義務感を煽って協力せざるを得ない状況を作っておけば、自分の正体を隠したまま思い通りの行動が取れるからです。

ですから、サイコパスに利用されないためには、まず普段から自分の弱みになるようなことを他人に知られないように行動することが大切です。

例え相手がサイコパスでなかったとしても、口をつぐんでもらったり、ちょっと後ろめたい行為に手を貸してもらったことに対して支払う代償は、非常に高くつく可能性があるということを覚えておきましょう。

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