人間関係に原則をつくる

人間関係を築いていく上で「誰と、どんな風に付き合っていくか」ということを迫られる機会は沢山あると思います。

そして、よほど割り切った考え方を出来る人でない限り、
「相手にどこまで自分の本音を言って良いか?」
と考えたり、
「何が起こったらその人との人間関係を断ち切るべきなのか?」
という判断に迷うことはよくあるのではないでしょうか。

サイコパスに同情心を利用されたり、優柔不断につけ込まれたりしないためには、自分自身の中に「人間関係の原則」を持っておくことをお勧めします。

人間関係で傷を広げないためには明確な基準を持つ必要がある

人間関係の原則とは?

人間関係の原則というのは、「○○な相手とは深く付き合わない」(あるいは完全に人間関係を断つ)とか、「○○な相手とだけ深く付き合う」というような自分なりのルールのことです。

付き合いが長かったり、相手に同情してしまったりすると、ついつい望んでいないはずの人間関係をズルズルと続けてしまうことがありますので、人間関係に明確なルールを決めておくことでこれを防止しようという考え方です。

例えば私の場合は、「自分より下の立場の相手に冷たい態度をとる人とは個人的に付き合わない」と決めています。

これは例えば、上司に対してはとても腰が低いのに、部下に関しては人間性を否定するかのごとく怒鳴り散らす上司とか、自分のお客に対してはひたすら態度が丁寧なのに、自分が客として店員や係員などに接するときは高圧的になる人などが該当します。

このような人は結局、浅はかな損得勘定をベースにして人と付き合っているので、もしも自分が気に入られて一時的には仲良くなれたとしても、最終的にはロクな事にならないと思うからです。

他にも、人間関係の原則としては以下のようなものが考えられます。

・3回嘘をつかれたら、もうその相手を信用しない。(「良心のない人たち」より引用)
・頻繁に「お金を貸してくれ」という異性とは交際しない。
・同情にすがる人を助けるのは「一人につき一回だけ」と決める。

人間関係という微妙なものに対して、全てを機械的に判断するのは無理かも知れませんが、少なくとも何のルールもない状態よりは、判断を下しやすくなるのではないかと思います。

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