サイコパスは悲しまない

思いやりのある人にとっては、他人の申し出を断ったり、人間関係を絶つという決断をすることは大きな苦痛になると思います。

また、普段から礼儀正しい態度を心掛けている人や、ちょっと意地悪な言い方をすると「周りに悪い印象を与えたくない」という思いが強い八方美人タイプの人も、厄介な人間を遠ざけるのが難しいタイプの性格と言えるでしょう。

しかし、相手がサイコパスである場合、相手を傷つけないようにしようとか、無礼を避けようという考え方すら裏目に出ることがあるのです。

良心・礼儀は弱点

サイコパスにとって、善良な人達が持つ良心や、優しさ・礼儀正さというものの存在は「余計な足かせ」でしかありません。

サイコパス自身も、それを持つように振る舞うことはありますが、それはあくまでもゲームに勝つための演技であり偽装です。

そして、その足かせをはめられている人々は、サイコパスにとって利用しやすい獲物ということになります。

だから、相手がサイコパスやデミ・サイコパスかもしれない時は、多少無礼に見えたり、冷たい人間だと思われるリスクがあっても、はっきりとした態度と言葉で拒絶することが必要になってくることがあります。

時にははっきりと拒絶することが大切

礼儀正しく接しようとしたり、できるだけ相手を傷つけずに穏便にすませようとすると、かえってその隙に付け込まれることがあるので注意してください。

ただし、相手を侮辱したり、敵意を表したりすることは避けましょう。
必要なのは、あくまでも拒絶の意志をはっきりと示すことだけです。

愛情が無いから傷つかない

サイコパスは、人間を「絆を結ぶ対象」として見ることはありません。
彼らにとって他人は利用するための道具であり、愛情を持つことはないのです。

だから、サイコパスは誰かに拒絶されても、愛情を持つ人達のように傷ついたり、打ちひしがれたりすることもありません。

同情を装うことが彼等の得意技でもありますが、その奥には非常に浅い感情しか持っていないことを忘れないでおきましょう。

サイコパスは本当の意味で傷つくことがない。
この事実を知っておくだけで、怪しい人物との人間関係をきっぱりと捨て去ることが、少しは楽になるのではないでしょうか。

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