追い詰められると逆ギレする
誰かが社会的なルールやモラルに反することをしていることを知ったとき、それを追求し、断罪したいと考えるのはとても自然なことです。
また、誰もが見てみぬ振りをすれば悪事が横行することにもなりかねませんので、秩序を保つ意味でも必要なことと言えるでしょう。
ただし、サイコパスは心理的に追い詰められると、逆ギレしてその牙をあなたに向けることがあるかも知れません。
サイコパスの行動パターン
サイコパスの心の回路には、自分を反省し、過去の行為を悔いるという仕組みは組み込まれていません。
従って、自分の行為を追求されたときは、まず可能であればその責任を誰かに転嫁したり、知らない振りをしたり無視するという行動を取ります。
しかし、それが通用しないようなところまで追い込まれると、恐らく2つの行動のうちからどちらかを選択することになるでしょう。
一つめはいわゆる「泣き落とし」。
これは別の記事にも書いたように、サイコパスの特技の一つです。
そしてもう一つが「逆ギレ」。
相手を上手くコントロールすることが出来ないのなら、残る手段としてその相手を叩きのめすことによって、自分の立場を守ろうとするわけです。
もちろんサイコパスでない人でも追い詰められれば逆ギレすることはあり得ますが、問題はサイコパスが衝動的でしかも良心を全く持たないということです。
彼らの「逆ギレ」は非合法な脅しや暴力、場合によっては相手を殺すということに結びつく可能性すらあります。
悪事を追求する場合は慎重に
そもそも、相手がどんな人であれ、個人を必要以上に追求することは遺恨を残し、後々の人間関係のトラブルの種となる可能性があります。
そう考えると、他人の行為を追求したり断罪したりする場合は、逆恨みを買うような状況を作ることを避け、特に自分や周りの人たちにとって何の利益にもならない問題については、出来るだけ関わらないようにするのが得策かもしれません。
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